心の叫びを言葉にしてみた

今日は引っ越す前に通っていた病院(厳密には診療所)に紹介状をもらいに行ってきた。

引っ越し先で病院へ行こうとしたら、以前の病院の紹介状をもらってきてくれと言われたからだ。

紹介状は1通3割負担で750円、別の医者に診てもらう可能性も考えて2通くれないかと頼んだら、行く病院が決まっている場合は複数通もらえるが、そうでない場合はどこの病院でも渡せるような形にして1通までとのこと。

適当に行く病院を見繕って2通貰うこともできたが、行こうと決めていた病院は一つだけだったので今回は1通にしておいた。

 

この病院には働いている時代に恐らく1年以上通っていたと思う。

正直私の担当医は力が無いと思っていたが、なんとなく惰性で通っていた。

仕事のストレスで、新しい医者を探す気力が無かったのかもしれない。

今回も開口一番「胃の調子はどうだ?」などという的外れな発言からスタート。

毎回毎回聞くことは同じで、食事はどうだとか、今何が一番気になっているだとか、これからどうする等、なぜ毎回同じ質問ばかりするのか意味が分からない。

恐らく今までの診察のことなど全く覚えていないのだろう。

最後には明日新しい病院に行くし金もないと言っているにもかかわらず漢方を処方しましょうと言ってくる始末(ちなみに過去に様々な漢方を処方されたが改善されたことなど一度もなかった)。

 

しかしだ、実は悪かったのは私の方ではないのかと最近思っている

 

私は子供のころから異常なほど叱られて育ち、常に父親の顔色を伺いながら生活してきた。

だからこそ父親の前では余計なことは言わないようにしていたし、それがいつしか父親だけでなく周りのすべての人間に対して心を閉ざすようになっていた。

 

そしてついに初めて私が思っていることを多少なりとも話す日がやってきた。

久しぶりに送られてきた母親からのメールで「君とどう接していいから分からないから本心を教えてくれ」といった内容のメールが来た。

今まで親に対して大きな文句を言ったことはなく、ほとんどが父親に対してではあるが、母親に対しての不満もそこそこたまっていたので、そういった内容の事を初めて伝えた。

心を閉ざして生きていける限界が来たのかもしれない。

返信メールに「私たちは何も話し合ってこなかったね」という一文があったが、本当にその通りだと思った。

涙が溢れてきた。

このメールのやり取りをして以来よく泣くようになった。

今まで泣いたことなど全くなく、辛かろうが、寂しかろうが、不安であろうがそんなそぶりを見せなかったし、伝えたこともなかった。

そもそもそのような感情について考えないようにしていたのかもしれない。

だが今はどうだ。寂しさや不安や自分の情けなさで簡単に泣くようになった。

これが本当の自分だったのかもしれない。

これからはできるだけ素直に自分の気持ちを周りの人間に伝えていこうと思う

 

私と父親の関係がここまで酷くなった原因についても考えてみた。

普通の家ならよくあるであろう親子の話し合いや喧嘩。

そういった親と子がある程度対等な関係にある状態で育つことができると、よい関係になれるんじゃないかと思った。

我が家にはそのようなことはなく、ただ一方的に叱られることだけが存在していた。

圧倒的に父親が優位な状況の家だった。

私が親になる日が来るかは分からないが、子供が出来たらすきなことを言い合えるような間柄になりたいと思った。

 

原因はさておき、私は心を閉ざしていたので以前の病院でもそんなに思っていることをすべてさらけ出すことはなかった。

医者も所詮は人間、ほとんどが患者の事より自分の事を考えているだろう。

患者が適当に発言をしていたら、そういう雰囲気は伝わると思うし、医者としても適当に繋いでおけば金ズルになるなぁ程度にしか思わなくても不思議ではない。

もっとしっかりと自分の本心をさらけ出せば、医者の方も熱心に診察してくれたのではないだろうかと思った